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2009年2月

益子:高館山遊歩道で迷う

Forestinn

陶芸体験を終えて、近くの「益子の森」へ、ここには「フォレストイン益子」というリーズナブルな公共の宿があり、今回ここに泊まりたかったのですが、人気の宿だけあって満室。併設のレストランでランチでも、と思ったらこの日は予約客のみの営業でした。残念。

ハンドブックのマップを見ると、益子の森から「高館山遊歩道」を通って、宿に戻れる道があるので、こっちかなーと思う方向にどんどん登って行く。この日は2月とは思えない暖かい日で、延々続く登り道で(山ですから)すぐに汗をかいてきたのでダウンジャケットを脱ぐ。

Sign

ちょっと迷いながら、やっとコース案内看板を発見。「関東ふれあいの道 西明寺 1.8km」とあるけど、これって、高館山遊歩道なのか? …まあ、こっちに向かうしかないけど。

「窯眺橋」という陶芸っぽい名前の吊り橋を渡り、いまから思えばここで車道におりていれば宿に戻れたのではないかと思うんだけど、さらに山の中へ登って行ってしまった。

マップから外れたな、と心細くなりつつも、西明寺への案内看板はところどころにあって、遭難はしないでしょうと思うものの、延々と続く登りが結構ハードで、「こんなはずじゃなかったのにぃ。わーん(泣)」という心境。

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途中、眺めのよいところに出て気分爽快!

Saimyoji

関東甲信越四大古塔のひとつという西明寺。たしかに年季が入ってます。

西明寺からは適当に車道を通って下山し、のどかーな里山で道が分からず途方に暮れ、やっと庭先でおしゃべりしているおばあちゃんを見つけて「ちょっと迷ってしまったんですけど」と道をたずね、ひたすら歩いてようやっと益子の町に生還。お昼も食べそこねて、想定外に体力消耗…。町で器を買ってから、タクシー呼んで宿に戻って、荷物を受け取り益子駅へ。

宇都宮駅に向かうバスに乗ると、また町の中を通っていったので、タクシーで駅まで行ったのが無意味でありました。夕暮れのほどよく田舎な益子の風景を眺めつつ、宇都宮駅までは1時間くらい。帰りはぜいたくに新幹線で。また行くときは、宇都宮からバスで行こう。

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益子:ろくろ陶芸初体験

翌朝。朝食は宿のカフェで。パンかご飯が選べますが、オムレツとソーセージがメインだから、パンが正解でしょうね。もちろん食器は益子焼。白木の家具とも合いますね。

Mashiko

10時ちょっと前にチェックアウトして、陶芸体験へ。いかにも観光客向けじゃなくて、作家が指導してくれるようなアートっぽいところ、を探していたのですが、まあ、そんなのは検索しても見つからなかったので、宿から近くて「他の大型店より良心的な料金」と誰かのブログに書いてあった「長谷川陶苑」へ。

Mashiko

生まれてはじめてのろくろに挑戦! 月曜の朝のせいか、体験者は私だけしかいなかったので、マンツーマンで教えてもらいました。ちょっとの力加減でぐにゃーとカタチができあがってくる一瞬がおもしろい。最終的に2割小さくなると言われたけれど、2割り増しで大きく作るのが難しい。そしてむやみに手に力が入って小指が立つ(笑)。

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割り当てられた粘土の分で、あれこれ作るだけ作ったものの、昨日イメージトレーニングした割には普通なかたちばっかりだ。

この中から焼成するものを選ぶ。「なかなか捨てがたいんですよー」とエスプレッソ用ぐい飲みから煮物用大皿まで6つも選んでしまい、この時点で選び抜かないとダメなのよ~みたいなコメントをいただきました。うんうん、わかります。でも生まれてはじめてだから。

見本を見ながら釉薬を選ぶ。ピンクもあるのはめずらしいらしい。

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ここから先はおまかせになり、天日乾燥1週間、素焼き、焼成というプロセスを経て1ヶ月ちょっとで届くとのこと。ろくろ使用料、粘土、焼成6点、宅配代金で8100円。ちなみにいちばん大きな大皿が1800円。

実はカタチを作るろくろよりも、釉薬をかける作業をやってみたいのだけど、これは体験じゃなくて、教室に通わないとダメかな?

うーん、窯元経営で夜に陶芸体験できる宿はないかしら。そういえば、こぎれいなマンションが建っていて、あとから分かったのですが、それは「シーズ益子」という陶芸工房付きのマンションでした。1DKで500〜600万円で販売中。陶芸のできる別荘で週末を過ごす…。そんな生活、いいですねぇ。

まだまだ続く

- Mashiko photos on Flickr


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「益子焼」の益子は栃木県にあった

有楽町のマロニエゲートにある東急ハンズにて益子(ましこ)の陶芸展をやっていて、意外とモダンなものもあるのだな、という発見と、一緒においてあった益子の観光ハンドブックがステキにできていたので興味を持ち、行ってきました栃木県の益子に。

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益子町観光協会オフィシャルサイト

そう、益子焼で有名な益子は栃木にあったのでした。名前は知っていたけど、どこにあるのかまったく認識していなかった。池袋から湘南新宿ラインで小山まで約70分。水戸線に乗り換えて下館まで20分。そこから真岡(もおか)鉄道の11:37発のSLに乗って益子へ40分と、2時間ちょっとで片道2190円とリーズナブル(グリーン車料金750円とSL整理券500円を追加して実際は3440円)。

宇都宮駅からバスで益子まで1時間ちょっとで、こちらのほうが乗り換え等が楽なんですが、SLに乗ってみたかったわけで。

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むやみにメカメカしてますね。

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客車内は普通な感じ。

* * *

益子の駅から、陶器屋さんや益子陶芸美術館のある「町」(と地元のおばあちゃんが言っていた)までは歩いて20分くらい。こじんまりしたセンスのよいギャラリーや、ろくろ体験などができる大型店、「益子焼窯元共販センター」なる、食堂からみやげ物各種まで売っている団体客受け入れ拠点などが通りの両側に立ち並んでいます。まあ、この辺りだけで「益子に行ってきました」と近所の人に言える感じです。

私の過去の益子焼のイメージはこんな感じだけだったのでした…。
Mashiko

お店で器をかたっぱしから見て、お気に入りの作家なども発掘しつつ、高台にあって眺めのよい「益子陶芸美術館」を見学。翌日はろくろで陶芸体験するつもりだったので、初日は買い物せずにあれこれ見ることで、作りたい器のイメージをかきたててみる。

お泊りはネットで見つけた「益古時計」に。カフェとギャラリーと宿泊が一体となった、程よくセンスがよくて心地よく、かわいらしい宿でした。ちょっとした山の上にあるので、荷物を持って歩きだと、到着寺にかなりぜーぜーします。

シンプルな部屋の窓からは雑木林が見えてのどかな雰囲気。温泉じゃないけど貸切大浴場と露天風呂もあり、フロントにあるライブラリの本や雑誌は読み放題。器の雑誌や、群ようこの「つばめ食堂」を読んで、10時過ぎには就寝。まくらとマットレスの寝心地がよくて熟睡…。

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意外に長〜くなりそうなので分割。つづく

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マイケル・ケンナ作品展と京橋散策

土曜日は雨なのかと思っていたのに、コートがいらないほどのぽかぽか陽気。だったら今日からでかけてしまえば良かった(個人的に3連休なもので)。

京橋のZEIT-FOTO SALONにマイケル・ケンナの作品展「モン・サン・ミッシェル」を見に行く。簡素で小さな四角い部屋にぐるっとオリジナルプリントが陳列されている。1点20万円より。ちょっと欲しいけどねぇ。カレンダーでがまんしておきます。

サロンで写真集を買おうと思っていたのだけれど「Japan」は紙が好みでなく、マットな紙で内容的にもかなり気に入った「Hokkaido」は、オリジナルプリント付き138000円のしかなかったのであきらめる。私が冬の北海道に行きたいのは、こんな雪の北海道をこの目で見てみたいからなのだ…。作品展は3/14まで。

サロンはブリジストン美術館の裏にある。美術館のカフェで食事しようと思っていたのに、サンドウィッチは売り切れとのことで、中央通りを有楽町方面へ歩く。国立近代美術館のフィルムセンターはここにあったのかーとか、明治屋のビルがクラシックでステキ、とか、コートを脱いで散歩していると「PEN STATION」という看板を発見。ペンステーションといえば、ペンシルバニア・ステーションの略だからPenn Sta.だよね、と思ったものの、PILOTの看板が目に入り「あ〜〜」と納得。

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場所の割には良心的なお値段で、アイスカフェラテといろんなハムとソーセージのサンドをいただく。カフェから2階のミュージアムへ。蒔絵の万年筆とかインクとか、歴代の製品などが展示されている。万年筆の修理受付もあったので、長年お気に入りのボールペンとシャープペンシルが1本になった「2+1」のキャップがないか聞いてみると、倉庫を探して持ってきてくれた。うれしい! 105円。数ヶ月前にキャップをなくしてしまい、シャープペンシルのノックができなくて苦労していたのです。微妙にサイズがゆるかったけど、テープを貼ってフィットさせました。今日はいい日だ。

再び中央通り。INAXブックストアに入り京都関係のガイドブックなどを買い、隣にギャラリーがあったので入ると、2階で「デザイン満開 九州列車の旅」なる展示が。JR九州の列車、かなりデザイン的に特殊なので驚いた。自転車を乗せられる「あそ」とか、天然木を使ったインテリアとか、独特のファブリックとか、ナチュラルとモダンがミックス。がぜん九州鉄道旅行がしたくなってきた。思わずブックレットを買ってしまいました。1575円。2/21まで。

もうひとつ。備長炭ショップのGinza Tanagokoroは、炭を生けたようなインテリアがステキだった。空気もキレイになりそう…。2階にはカフェ、地下にはカウンター8席の禁煙のバーがある。バーなのに禁煙。備長炭ということでちょっと納得です。

ということで、京橋〜日本橋あたり、もっと発掘してみようと思った一日でした。

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