北アルプスの燕岳ではじめての山小屋泊まり
※2010年8月の旅の記録です。
あこがれの北アルプス登山と、はじめての山小屋泊まりを体験すべく選んだのは燕岳の燕山荘(つばくろだけのえんざんそう)でした。
登山口から燕山荘までは4時間半の登りで、時間的には余裕なのですが、ここは「北アルプス三大急登」のひとつで、標高差1260メートル、5.5キロを登るということでかなり迷いました。でも、地元の小学生も登っているというし、登山道は整備されていて、30分ごとに休憩場所があって登りやすいとのことで決心。
金曜日の仕事帰りに松本まで行き、駅前のビジネスホテルで1泊。翌朝、大糸線の穂高駅まで行き、そこからバスで1時間弱で登山口の中房温泉に到着。9時に出発!
ここからもうひたすら登りっぱなしで、ちょっとでも平らなところがあるとほっとするほど。関西人のグループの後をついていくような感じで登り、休憩所では彼らが関西弁でしゃべくりまくっているのを聞き、ちょっと気分がなごみましたわ。話している内容は別におもしろくないんだけど、話し方がおもしろい。
休憩所はこんな感じ。第1、2、3と富士見休憩ベンチの4か所。ここは第2ベンチ。10時15分。
3時間ちょっとで合戦小屋に到着。12時半なので、3時間半かかった。スイカが名物なんだそうですが、小腹がすいていたのでスープとクロワッサンという、こじゃれたメニューを選択。
合戦小屋までくればあと1時間でもうすぐ…という感じなのですが、ここから先が長く感じた記憶が。燕山荘が見えるんだけど、なかなか着かない。そして、やっと着いたときは「登れた…」という感激でちょっと涙目になりました(しかし翌日、下りでもっと泣くことに)。燕山荘には14時着。合戦小屋での休憩を入れてちょうど5時間なので、意外と順調だったの。
燕山荘は収容人数600名! という大規模で、山小屋にしてはいろいろとサービスが良いということで人気の高い山小屋。私は他を知らないので比較しようがないのですが、これがスタンダードだと思わないようにしないと(笑)。
この日はクラシックコンサートが行われるということもあってか、たくさんの人が小屋に泊まっていました。廊下の両脇に2段ベッド風に部屋がいくつも作られていて、部屋ごとに窓があり、廊下側はカーテンで仕切れるようになっています。どこに何人詰め込まれるんだろう思ったら、2階の部屋に4人でした。ぎゅうぎゅう詰めという感じではなくよかった。でも、はしごの上り下りがちょっと大変かな。
山小屋泊まりの醍醐味といえば、時間的余裕と朝晩の景色。
小屋についてしばらくしたら、霧が晴れて天気が良くなってきた。目線の高さにもくもくと幻想的な雲が。

* * *
2日目は小屋から燕岳の山頂(2763メートル)まで往復してから、同じコースを下山。急登ということは、下りも難儀。すぐに足に力が入らなくなって、かなりののろのろペースで下山。精神的にもまいりました。でもバスまで時間があったので中房温泉の立ち寄り湯の露天風呂に浸かる。自然の中の岩風呂は気分爽快。良い温泉でありました。
そして翌朝。ものすごい筋肉痛に襲われ、起きるのもやっと。歩くのもぎくしゃく。夏休みとしてとってあった2日間、ほとんど寝込んでしまいました。やっぱり、ちょっと無理があったかな…と思いつつも、あの北アルプスの
パノラマは忘れられない思い出になりました。登りでは筋肉痛にはならないので、次は縦走して2泊3日で絶景を楽しみたい、と思ったのでした(が、この筋肉痛のトラウマから抜け出せず、翌夏は北八ヶ岳でのんびり登山でした)。













































