S区の眺めの良いマンションに住んでいるMちゃん宅に遊びに行く。「恋愛映画を観よう!」ということになり、借りたDVDが「イルマーレ」と「クローサー」。もちろんストーリーに興味はあったけど、決め手はキアヌ・リーヴスとジュード・ロウ。
「イルマーレ」はなぜだか2年間の時差を超えて、手紙のやり取りをするうちに恋がめばえるというファンタジー。韓国映画のハリウッドリメイク。まじめに観ていると、そのシーンが未来なんだか過去なんだかよく分からなくなってくるが、そんなことは深く考えずに、ちょっとせつない雰囲気を楽しむのがいい。と分かっていてもやはり悩む。結末は予想通りのハッピーエンド。
日が暮れて、ちょっと“大人”な「クローサー」に突入。ロンドンを舞台に男女4人の恋愛感情が交差する。
「僕を見て」
「…」
「君は僕に恋をしている」
一緒に住んでいる恋人がいるジュード・ロウが、一目ぼれしてしまったジュリア・ロバーツを口説く台詞。君は僕に、ときましたか。自信満々~(ええ、ちょっとくらっときました)。
まあ、このあたりはスイートですが、このあとはいわゆる修羅場シーンでの男女のシリアスな台詞の応酬が続く。戯曲の映画化ということもあってか、台詞からシーンとシーンの間に何があったかを推測して、それが本当にあったことなのか、嘘なのかを観ている者も考えなくてはいけない。
リアルでビターで、私の理解を超えて大人すぎる…。そしてはっとされられた、2つの結末…。
「それにしても両極端な映画だったね」ということで、最後はふたりで大笑い。でも、なかなかよい選択だったかも。
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